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ヨハンナ・ユホラ プロフィール (2005年来日時作成)

JJ 色彩情緒豊かで繊細な北欧的演奏スタイルと、ステージでの圧倒的存在感で観客を魅了する、フィンランドの若手を代表するクロマティック(ボタン式)アコーディオン奏者。今回の来日では、様々な音楽スタイルからの影響を感じさせるオリジナル作品中心のソロライブを行なう。

ジャンルから自由でいたいという彼女のレパートリーは、タンゴ・ヌエーヴォから、クラシック、ジャズ、クラブ系、シアターミュージック、北欧フォーク、サントラ、民族音楽まで幅広い。作曲家としての経験も豊富。ピアニストとのタンゴデュオ(ミラ&ヨハンナ)、ソロ演奏、コンテンポラリーダンスやタンゴ歌手とのコラボレーション、Trokaをはじめ様々なジャンルのバンドのメンバーとして精力的に活動中。2006年初めには初のソロアルバムをリリース予定

1978年ヘルシンキ生まれの27歳。6歳でピアノを始め、9歳のときクロマティック・アコーディオンと出会う。シベリウス・アカデミーのフォークミュージック学部でアコーディオンと作曲法を専攻。マリア・カラニエミ、ティモ・アラコティラ(JPP)、マルック・レピスト(ヴァルティナ)に学ぶ。また、キャレン・トゥィード、ジャッキー・デイリー、マーティン・オコナーにアイリッシュ・アコーディオンを学んだ経験もある。影響を受けたミュージシャンに、他にピアソラ、ラーシュ・ホルメル、キンモ・ポホヨネンを挙げている。

2000年にノヴィヤロ・クインテット、2002年にミラ・ヴィルヤマー(ピアノ)とのデュオ(ミラ&ヨハンナ)で、イタリアで開催される国際アストル・ピアソラ大会で優勝。2004年夏と2005年夏には同デュオで来日し、東京、栃木、山形でタンゴ・コンサートを行なっている。

ライブレポ &アルバムレビュー

JJ2004年12月、ヘルシンキのシベリウスアカデミーのコンサートホールで、ハルモニウム・ピアノ奏者で作曲家のティモ・アラコティラ(JPP、TROKA、マリア・カラニエミトリオ)のトリビュートコンサートがありました。マリア・カラニエミをはじめ、彼の作品に敬意を表するミュージシャン達が一同に会して、彼の作品を演奏したのですが、そのなかでひときわ異彩を放っていたのが、ヨハンナでした。

キュートでスタイル抜群のルックスもさることながら、自由奔放かつ繊細でカラフルな演奏スタイルに、すっかり魅せられてしまいました。フィンランドにもアコーディオン奏者は多いですが、アコーディオンに選ばれた幸福のようなものをを表現できる人は、そうたくさんはいないでしょう。まだ27歳の彼女が、これからどんな成長や変化をみせてくれるか、本当に楽しみです。

そんななか、彼女から来年初めに発売されるソロアルバムのデモテープが送られてきました。。ほとんどがオリジナル作品で構成されていますが、彼女の演奏者としての大物ぶりだけでなく、作曲家としての実力を感じさせる仕上がりになっています。

映画「アメリ」のサントラをディープにしたような曲あり、北欧トラッドあり、ロマ風の豪速・変拍子曲あり、北欧の香り漂うマリア・カラニエミやティモ・アラコティラ風あり、チューバをベースにタンゴのメロディをのせた打ち込み曲ありと、バラエティに富んだ内容です。ちなみに「Miette」というタイトルの曲は、映画「ロストチルドレン」の主人公の名前からきているそうで、彼女はジャン=ピエール・ジュネ監督の大ファンなのかもしれません(ルックスもアメリにちょっと似ているような…)。ジュネ監督の映画のように、少しヒネりがあってフシギな雰囲気をもっている曲も多いのですが、決して奇をてらうことなく、地味にじっくり作りこまれているアルバムです。

残念ながら、今回の来日にソロアルバムの発売は間に合いませんでしたが、ライブでは、このアルバムからの曲が中心に演奏されますのでお楽しみに。また、10月10日(月)のセッション・パーティーでは、ヨハンナのリクエストにより、岩崎裕和氏(Obaiwa)と高岡大祐氏(渋さ知らズ)との異色のコラボレーションが実現します。どんな映像と音になるかご期待ください!

 

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